図2に飛跡認識までの流れを示します。まず old の中に含まれず、new の中にのみふくまれるvector があると、それは飛跡候補となります。そして何フレームかを経て、old の中に含まれるが new の中にはない vector は、発生してからの時間をチェックした上で飛跡として認識されカウントが行われます。発生してからの時間があまりにも長いものはノイズの可能性があるので棄却されます。
iOS-Charts を利用して、霧箱で認識された各トラックについての、「時間変化」、「長さの分布」、「方向の分布」等のプロットを表示させる (図1)。
iOS-Charts については、以下のサイトを参照しました。
How to Use iOS Charts API to Create Beautiful Charts in Swift: https://www.appcoda.com/ios-charts-api-tutorial/図1. 画面を右にスクロールさせることで、カメラ画面の上にグラフを重ねる形で表示させる。